診療案内

循環器内科、腎臓内科では助教以上を中心に18名のスタッフが外来診療にあたっています。循環器内科では高血圧や脂質異常症の原因精査・治療から冠動脈・末梢動脈疾患、心筋症、不整脈、肺高血圧症、先天性心疾患まで幅広い疾患を診療しています。これら疾患を診断するための心臓エコー検査・運動負荷心電図検査・冠動脈CT（FFRCTを含む）・心臓MRI、心筋シンチなど外来での対応が可能です。稀な疾患についても遺伝学的検査を含む精査を積極的に行っています。腎臓内科では急性腎傷害（AKI）から慢性腎臓病（CKD）まで診療にあたっています。健康診断での尿検査異常、腎炎、ネフローゼ症候群の診療や保存期腎不全に対する腎保護療法、血液透析・腹膜透析の導入や管理、バスキュラーアクセス不全に対する対応を行っています。
循環器や腎臓の病気が疑われる患者さんだけでなく、原因不明の息切れや足のむくみがある患者さんについても診断のために必要な検査を行います。受診には原則として当院宛ての紹介状（診療情報提供書）が必要になりますので、ご予約の上（産業医科大学病院ホームページを参照ください）、受診をお願いいたします。

当科では循環器内科疾患・腎臓疾患全般の診療を行いますが、以下の疾患については専門外来で各分野の専門医が対応いたします。

虚血性心疾患や不整脈に対するカテーテル治療、心不全の原因診断・治療をふくむ循環器疾患一般の診療を行っています。特定機能病院として高度な先端医療も提供しており、以下の検査、治療についての対応が可能です。急性心筋梗塞や急性心不全を含む緊急の患者さんは原則的に2023年8月より稼働中の急性期診療棟へご入院いただき治療を行います。